どんな病気? 投球動作によって発生した肩の障害 改善見込期間:数週間~数か月 病態・原因 ○投球動作は全身の回旋(捻れ)運動のため、肩を含めた腕には非常に負担がかかります。 ○投球動作により肩周囲の組織(図)を損傷することを「野球肩」といいます。 ○原因は①筋肉の柔軟性の低下、②良くない投球フォーム③投げすぎで起こることが多いです。 症状野球肩の症状によって重症度が変わります。中等度損傷、重症の疑いのある方は病院を受診しましょう。 診断 ○問診、視診、レントゲン画像にて、診断します。 ○理学療法士による機能評価を行います。 ○症状が重度の場合、他院に紹介しCTやMRIを検討します。 治療方針 評価 ○肩を含めた全身の機能評価 ○フォームチェック 治療 ○肩・肩甲骨・胸郭(体幹)の柔軟性、筋力の改善 予防 ○下半身の柔軟性、筋力の改善 ○フォーム指導 投球障害の理学療法の流れ 症例一覧へ戻る